今日はSteam/Switchで配信中のReplicaをレビュー
→クリアしたのはSteam版ですが、Switch版も購入して
ちょっとだけ動作確認しました。
他人の携帯を漁る背徳感
主人公は一つの携帯を渡され
その携帯をハッキング(覗き見)し
テロの証拠を見つけるように強要されます。
その携帯には彼女とのメッセージのやり取り
仲間と撮った写真などプライベートが満載。
検索履歴や、ネットに書き込んだコメントなど
見ていいのかなーと思いつつも
いつのまにか夢中で情報を探しているこの背徳感が魅力!
常に監視されている緊張感
この主人公はどこかの部屋に監禁されており
その行動は国家警察的な機関に監視されています。
携帯の操作も監視アプリによって筒抜け。
ちょっと変な行動取ると、すーぐ電話かかってきて怒られます。
無視してると、、、、どうなるか分かったものではありません。
あっさりバッドエンドもあり得ます。
急にかかってくる携帯主母からの電話!
絶え間なく送って来られるメッセージの数々。
この電話は取ってもいいのか
このメッセージは信じてもいいのか
ディストピアな雰囲気の中の
緊張感は、他のゲームでは味わえないです。
マウス操作の方がオススメ、かも
このゲーム、全てが携帯(スマホ)上の操作。
監視機関からの依頼からの調査は
怪しい部分(例えば住所録の電話番号など)をクリックすることで
物語が進みます。
スマホ上なので、それ程広い範囲を動かす訳ではないですが
Switchのスティックよりも、Steam(PC)上のマウスの方が
操作はしやすいかもしれません。
高い難易度の謎解きとエンディング分岐
このゲーム、複数のエンディングが存在します。
その数、、、10以上!
ただ、普通にプレイしていて到達できるエンディングは
半分程度かもしれません。
単純なテキストアドベンチャーではないため
分岐方法が分かりづらく、
パスワード入力などの謎解きもかなりの難易度。
一部、Google検索してようやく意味が分かるようなものもあり
(それでも分からないものもあり)
なかなかに苦労すると思います。
ただ、最も長い手順を経てのエンディングも
慣れれば10〜15分あれば到達可能。
一部のエンディングは、エンディング確認後に
分岐する操作前に直接戻れる場合もあるので
エンディング探しが面倒!
ということは無いかと思います。
難易度は高いので、「もう分からん!」と思ったら
こちらの記事をどうぞ。
文字が見にくい箇所も
謎解きの難易度にも関わってくるのですが
一部の文字が潰れてかなり見難いです。
特に数字。
電話番号など、数字しかあり得ない!という箇所ならまだしも
英字もあり得る箇所となると
数字なんだか、英字なんだか分からず
解読に苦労します(私はこの文字を読み違えて、かなり悩みました)
世界観(携帯表示)を重視してのフォントだとは思うんですが
もう少し見やすくても良かったのでは、と思います。
ボリュームは短め、でもお値打ち!
先ほども書いた通り、一つのEDに到達するまでなら
10〜15分程度(もちろん分岐条件が分かっている場合ですが)
悩んでいる時間によってプレイ時間は大分変わると思いますが
全エンディングを見るには
(途中から攻略を確認したとして)4時間程度かと思います。
プレイ時間は短めですが、お値段は
Switch版が498円、Steam版が$2.99と
かなりお値打ちです。
まとめ
普段は出来ない他人の携帯を探る背徳感
常に監視されている緊張感
高い難易度の謎解き
情報統制されているディストピアな雰囲気
他のゲームでは味わえない、唯一無二のプレイ感だと思います。
プレイ時間は短いので
他のゲームの合間にでも、ぜひ。
オススメですよ!