[PS4/感想]Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ) レビュー

今日はPS4で発売中のGhost of Tsushimaをようやくクリアしたので
レビューしたいと思います。

ちなみに
中盤まで:全拠点、全収集品制覇
中盤以降:メイン、仲間のストーリー中心

でプレイして、クリア時間は40時間程度でした。

海外での開発が信じられないほどの和風な世界観

今作は元寇(文永の役)での日本への蒙古襲来を描いた
オープンワールドアクションゲーム。

舞台は対馬になります。

開発したのは、inFAMOUSを作った
アメリカのサッカーパンチ。

え?日本のメーカーじゃないの?

と思う程に、和風な雰囲気と
武士世界がしっかりと作り込まれています。

時代劇が好きなんだろうなぁ
随分と研究したんだろうなぁ

と思うところも非常に多いです。

どこを撮っても絵になる最高品質のグラフィック

Ghost of Tsushimaにはフォトモードが付いていて
いつでも(ムービーシーン以外)、どこでも写真が撮れるのですが

この風景が、物凄く美しい。。。

紅葉の赤
イチョウの黄色
空の青
雪原の白

どこへ行ってもハッとするような美しい風景ばかりで
あまり写真に興味無い私でも、ついつい写真撮影。

角度や露出、天候、エフェクトまで調整し放題

心ゆくまで美しいグラフィックが堪能出来ます。

武士として、正義とは何かを問われ続けるシナリオ

主人公は境井仁。

武家生まれながらも、初戦の蒙古との戦いに敗れ
武士として誉を持ちながら戦うのか、でもそれでは民は救えない!

と、正義の在り方を最初から最後まで問われ
苦悩する素晴らしいシナリオでした。

正直、オープンワールドゲームなので
ストーリーは二の次なのかな、と思いつつ購入したのですが

仲間のサブシナリオを含めて
早く先が見たくなるシナリオ展開。
非常に素晴らしかったです。

ただ、仲間以外のサブストーリーは
島民に依頼を受ける
→足跡など調査する
→敵が出てくるので倒す

と、おおまかには似ているものが多く
最初は楽しんでいたものの、最後の方は少し飽きてしまった
ようにも感じました。

ロード時間が短いなど、快適なプレイが可能

Ghost of Tsushimaですが、オープンワールドにも関わらず
ファストトラベルなどのロード時間が短い!

切り替えにかかる時間は2~3秒だと思います。
(Tipsが見れるように、逆にロードに時間がかかるように調整したという話もあるほど)

これだけ、どこにでも自由に行ける世界を
このロード時間で、というのは驚異的。

序盤は特にですが、結構な回数死んだので
コンティニュー後のロード時間が速いのは、非常にありがたかったです。

馬への乗り降りがスムーズ
・段差の登り降りは、アナログスティックを倒すだけ(ボタン必要無し)

など、出来るだけプレイヤーに負担をかけさせないような調整。

長い時間遊ぶゲームだけに
しっかりと考えられているな、と感じました。

UIも、使いやすくはなっているのですが

装備や護符を潜入や戦闘など、場面場面で切り替えたい場合も。

結構装備入れ替えが手間なので、セット装備が登録できて

一度に切り替え出来たらなぁ、とも思いました。

拠点制覇、?マーク潰しなど、どこかで見た要素は多い

(あくまでも個人的な感想で)難点を言えば

・各地の拠点を制圧する
・狐の稲荷にお参りする
・稽古台を探す
・仲間以外のサブストーリーなど

など、地図上の?を潰していく要素などは
過去のオープンワールドゲーム上で「どこかで見た」
と感じることも多かったです。

システム的には、ウィッチャー3やHorizon Zero Downと
似ている部分は多い。

もちろん、和風な世界観と、全てにおいて高品質ではあるのですが
既視感を覚えないか、というとそうでもなく
収集要素が途中で飽きてしまった原因の一つでもあります。

元々、私が飽きっぽい性格で
オープンワールドゲームがそれ程得意でない、ということもあるので
収集要素が好き!という方であれば、全く問題ありませんし
ある程度メインのみ進めても、クリアは可能です。

まとめ

全体的には、非常に高水準のオープンワールドゲーム。
それに、和風の世界観と、武士の生き様を組み合わせ
唯一無二のゲームに仕上がっています。

2020年のGOTY(ゲームオブザイヤー)に挙げる人も多く
間違いなく傑作だと思います。

個人的には、既存オープンワールドゲームで
見たことがある要素が気になりましたが
そこは、個人の感じ方次第かと。

オープンワールドゲームが好き!
和風な雰囲気に惹かれた!

など、どこか気になる部分があれば
買って損は無いと思います。