[Switch/感想]タイニーメタル虚構の帝国 レビュー

※今回の記事はtwitterをフォロー頂いているfisさん(@GDiscounty)がblog

 GameDiscountyを閉鎖される、ということで譲り受けた記事になります。

今回はスイッチで発売されたウォーシミュレーションゲーム

タイニーメタルの続編、タイニーメタル虚構の帝国です!

前作のレビューを一応読んでいた方が、分かりやすいかもしれません。
前作のレビューはコチラ

ファーストインプレッション

前作は良くも悪くもシンプルなゲームデザインでした。

シンプルが故の難しさや理不尽さ、分かりにくさなどが少し目立っていましたが

今回はとてもユーザーフレンドリーになりました。

前作はウォーシミュレーション ゲーム好きではないとオススメしにくい内容でしたが

今作はシミュレーション初心者にもオススメできる内容となりました。

前作との違い

前作は大戦略やファミコンウォーズなどの

ウォーシミュレーションゲームをプレイしたことがない人だと少し難しい内容でした。

その理由の1つとして説明不足があげられます。

前作はメタルペディアというマニュアルのようなものを読まないと

ユニットの相性などが分からなかったのですが

今作はきちんとチュートリアルのようなものが用意され

ユニットの相性などもゲーム中に表示されるようになり、ぐっと分かりやすくなりました。

敵のAIやマップの大きさも手ごろになり、1マップにかかる時間も少なくなりました

その代わりキャンペーンミッションの数も大幅に増えました。

要するに、分かりやすさ+遊びやすさ+ボリュームを前作から追加したわけです。

ファミコンウォーズという存在

前作から不満だったユニットの合流や燃料の概念などが追加され

ますますファミコンウォーズに近づきました。

最近では知らない人も多いと思いますが

ファミコンウォーズというゲームはポップな見た目と作りこまれたシステムで

ウォーシミュレーションゲームというジャンルを身近にしてくれました。

現在本家ファミコンウォーズは続編の話も全く出ていないため

ファミコンウォーズに変わるゲームと言えば

このゲームかなと言えるまで進化したのではないかと思います。

その他箇条書きに

・ステージクリア時にもらえるお金で曲や裏話などを買える。

・スカーミッシュと呼ばれる単発ステージを含めると凄いボリューム。

・前作に引き続き、戦車だけ関西弁。

・本家にはないフルボイスでのイベントシーン満載。

まとめ

前作から大幅にパワーアップし、ようやく万人にお勧めできるようになった今作。

クリア後に強制終了や操作が重くなることによるコマンドの誤操作など

少し甘い点もありますが、 しばらくはスイッチの手ごろなウォーシミュレーションとして

不動の地位を守ることになりそうです。