※今回の記事はtwitterをフォロー頂いているfisさん(@GDiscounty)がblog
GameDiscountyを閉鎖される、ということで譲り受けた記事になります。
今回レビューするのは大人気シリーズ熱血硬派くにおくんシリーズの外伝作品
イカすぜ!小林さんです!
ファーストインプレッション
くにおくんは子供の時にファミコン版を死ぬほどプレイしたので
それ以来のくにおくんシリーズ、外伝作品のRiver City Girl
が面白そうだったので期待していました。
くにおくんと言えば良い不良が悪い不良を倒すアクションゲームというのが伝統。
今回も基本的には同じ。
今までと違うのは
・マルチエンディング。
・各キャラのプロフィールなどの背景の説明がある。
・周回前提で永続的なパワーアップ要素あり。
など。
アクションに関しては従来のくにおくんシリーズ同様軽快で
ボコスカ殴って敵を倒していく爽快感はそのままです。
くにおくんアクション
くにおくんのアクションゲームはとても簡単爽快で
ばったばったと敵を倒すのが楽しいゲームでもあります。
今回でもその爽快感はあるのですが、
・倒れた敵を持ちあげる、倒れた敵を攻撃する
・必殺技の切り替えはなく固定
・落ちているアイテムを拾って攻撃
などが無くなったのは残念でした。
主人公の小林さんがキレモノ系なので荒々しい戦いは拒否したのかな。
つまりは、攻撃のバリエーションが少ないということです。
攻撃は通常とスペシャルの2種類。
組み合わせでコンボの幅が広がるということもなく
敵が大量に出てくると単調になりがちでした。
多すぎるマルチエンディング
このゲームの1つの特徴としてマルチエンディングの採用があります。その数なんと20。
しかし、ふたを開けてみると
・最初にさらわれる仲間の性別と関係(男/女、友情/恋愛)で4種類
・クリア時のランクが5種類
の4×5=20というわけでした。
エンディングも最後に話す内容が少し違う程度
これでは水増しと言われても仕方ありません。
攻略スタイルはくにおくん伝統の
雑魚を一定数倒すとボスが出現するというスタイル。
全てのボスを倒すとラスボスが登場します。
周回前提で、周回しないと最高レベルまでパワーアップできません。
最高レベルまではどんどん強くなっていくので割と楽しめます。
しかし、最高レベルまで達すると
ラスボスですら1分かからず倒せるため、緊張感もなく、どんどん作業感が増していきます。
こうなってしまうと
ほとんど変わらないエンディングを埋めるために敵を倒す
→ボスを倒すという作業を延々繰り返すことになります。
敵も強くならず、アクションも単調で
イベントも全く同じステージをただだた繰り返すだけです。
さらに、エンディング条件も公開されないため
全てのエンディングを見るのは修行のようなものです。
そのほか箇条書きに
・男で恋愛というBL設定も可能
・あのダブルドラゴン、竜一、竜二も使用可能
・俺つえーしたい人にはオススメ
まとめとか
River City Girlsの出来が良かったため小林さんも購入しよう
と思っている人は少し考えた方が良いかもしれませんね。
くにおくん的な面白さはもちろんありますが
シンプルなゲーム性を無理やり長時間やらせるというゲーム性は少しどうかなと思います。
周回前提なら
パワーアップ以外の周回するほど面白くなる要素
周回させたくなるようなゲーム性を持たせるのが普通ですが
それがあまり感じられませんでした。
基本的には否定的な評価はしない主義ですが
人気シリーズですし、思い出の作品でもあったので
このやり方は少し気になりました。