今日は
先日、シノビ族:難易度NORMALでクリアした
ブリガンダイン ルーナジア戦記のクリア後レビュー。
ちなみに、クリアまでのプレイ時間は35時間程度でした。
ええと、おそらく時間かかり過ぎな方ですw
味方が倒される回数を極力減らそうと
かなりゆっくりめで遊んだので、普通だと25~30時間程度かも。
どこから攻めるか?国取りSLGが楽しい
ブリガンダインは国取りシミュレーション。
6ヶ国から一つを選択し
大陸全ての拠点制圧、他5国を滅ぼすことが目的になります。
各拠点は1~3程度の道でつながり、
道でつながる隣の拠点に侵略が可能。
侵略で敵部隊を撤退させると、自国の領土になります。
逆に攻められて、撤退すると自国の領土が一つ減り
全ての領土が無くなるとゲームオーバー。
イメージとしては、信長の野望などに似ているかも。
「ここを攻めると、次のターンで隣接している2国から攻められるかも」
「逆にここから攻めた方が、いや、2か所同時に攻めるか?」
など、次の動きを読んだ戦略が必要になります。
NORMAL以上の難易度では、大陸統一までの制限時間(NORMALだと5年)
が決められており、それほどのんびりもしていられません。
敵国の状態も確認しつつ、どこから攻めるかを考えるのが
悩ましくも、とても楽しい!ですね。
騎士、モンスターの育成も楽しい!
敵国との戦闘で操作可能になるユニットは
・モンスター
・ルーンの騎士
の2種類に分かれて胃ます。
ルーンの騎士は人間ユニット。
攻撃、防御、魔法など強力なユニット。
HPが0になっても、死んだりしませんが
一緒な部隊に配属しているモンスター毎、撤退してしまいます。
前に出したいけど、倒されたくない、そんなユニット。
モンスターはルーンの騎士に複数体編成するユニット。
編制フェイズ中に召喚することで入手できます。
ルーンの騎士は統魔力と呼ばれるポイントを持っているので
そのポイント内でモンスターを自由に組み合わせて編成することが可能。
・攻撃力&防御力が優秀だけど必要ポイントが高いドラゴン
・打たれ弱いけど、1へクス先まで攻撃出来るゴブリン
・HP回復魔法が使えるペガサス
など、種類も多く組み合わせも様々。
1回の戦闘(侵略)では、ルーンの騎士×3とそれぞれ配属しているモンスター
が出撃可能なので
攻撃に特化させる、回復要員を多く配置する
など、非常に悩ましく楽しい部分です。
また、ルーンの騎士、モンスターとも
レベルアップ+特定レベルでのクラスチェンジが可能なので
この育成も非常に楽しいポイント。
ただし、モンスターはHPが0になると消滅してしまう(特殊なアイテムなら復活可能)
ので、こちらも前に出したい、でも倒されたくない
そんな葛藤が(笑)
気を付けないと、頑張ってレベルを上げたモンスターが消滅!(泣)
ということもあるので、油断は禁物です。
再度召喚は出来ますが、レベル1になりますしね。
戦闘は六角ヘクスのSLG
敵との戦闘は、最近では珍しい六角へクスでのSLG。
ルーンの騎士、モンスターのユニットを一手ずつ動かし
敵ユニットの殲滅を狙います。
ポイントは、敵ルーンの騎士を倒せば相手部隊を撤退させられること。
HPが尽きそう!大ピンチ!
なんて時にも、敵のルーンの騎士を倒して逆転出来るかも。
敵モンスターを攻撃&倒せば、経験値が手に入るので
余裕があれば、敵モンスターを倒す方が良いです。
相手国の戦力も削れますしね。
自分のモンスターが消滅するかも!
という緊張感の中での戦闘、これも非常に楽しいです。
モンスターの移動、編制が面倒
統一が進んでくると、拠点の数、ルーンの騎士、モンスターも増えてきますが
この編制が拠点毎にしか出来ない、というのが
結構面倒なポイント。
一応、国単位でリストも見れるんですが
見れるだけで、ここから編制できるわけでなく、使い勝手は良くないかも。
おまけに、召喚したモンスターを別拠点に移動させるためには
一旦ルーンの騎士に編成する必要があり
・ある拠点でモンスターを召喚(拠点によって召喚できるモンスターが異なる)
↓
・余ってるルーンの騎士をその拠点に移動させる
↓
・ルーンの騎士にモンスターを編成
↓
・ルーンの騎士を元の拠点に移動させる
↓
・目的だったルーンの騎士に、余っているルーンの騎士からモンスターを移動
というような、手順を踏む必要があります。
まぁ、モンスターだけで別拠点に移動できる!
なんてことは世界観上、変な話ではあるんですが。
これが数人のルーンの騎士+モンスターであれば、それ程でもないのですが
数十人のルーンの騎士+MAX100体のモンスター+数十の拠点
となると、移動させて編制して統魔力も計算して
などが楽しくはあるものの、煩雑ではあります。
中盤以降は作業的になる(NORMALの場合)
私がクリアした難易度:NORMALですが
序盤から中盤までは、敵国との戦力も拮抗しており
自国の戦力もなかなか揃わず、一手一手を大事に緊張感を持って
遊べたんですが
中盤以降、自国の戦力が充実してくると
敵との戦力差も大きくなり、単調さが増してくる気がしました。
拠点毎に地形の差、相手ユニット(騎士、モンスター)に多少の差はあるものの
それ程苦戦するわけではなく、だいたいいつも同じ戦略で倒せるように
なるので、より作業感は増します。
そのあたり、難易度HARDでやれば、あまり感じないのかも。
シナリオは少し薄めか
各国、メインとなるシナリオが存在します。
が、それ程深いものではなく、一定数の領土を統一したタイミングで
一枚絵+メッセージで語られる程度。
シナリオの面では、アッサリに感じるかもしれません。
まとめ
中盤以降作業的になりがち、編制が煩雑になるなど
もう一歩かな?と思う部分もありますが
国取り+育成+六角へクスの硬派なSLGは
プレイしていて、非常に楽しいです。
イメージとしては
信長の野望(国取り)+ファイアーエムブレム(育成)
を足して2で割った感じでしょうか。
好みは分かれるでしょうが、私はかなり好き。
SLG好きな方には、ハマるゲームだと思います。
次は、違う国を選択し
難易度:HARDで遊んでみようと思います。